ハーレーをボアアップしたいときに押さえておくべきポイントとは

クローム

もっと迫力のある走行をしたい、良い音を立てて走れるようにしたいと考えたときにはハーレーのボアアップを考える人も多いでしょう。ボアアップをすれば排気量が上がるので加速力も大きくなり、高速道路の走行もかなり快適になります。ボアアップはこのようなパワーアップを目指して行うことが多いですが、マフラーを交換したりキャブレーターを変えたりすることもよくあるでしょう。ボアアップをする上ではその違いをよく理解しておくのがまず大切です。

ボアアップは物理的にシリンダーを太くすることによって排気量を上げるのが特徴で、ハーレーのパワーも著しく上昇します。ただ、マフラーを交換するわけではないのでもともと持っていた音の特性には大きな変わりはなく、シリンダーの太さが変わった影響で響き方が変化する程度です。ハーレーの走行性能を上げたいという人に適しているカスタムだと考えると良いでしょう。また、ボアアップと一言で言ってもどのくらいシリンダーを太くするかによって走行性能への影響も排気量の変化も大きく異なります。
どのようなハーレーに仕上げたいのかに応じて適切なボアアップの方法を考えてからカスタムに踏み切りましょう。

ただ、ボアアップをするときには注意点もあります。ハーレーのボアアップをしたときに問題になってしまいやすいのが車検を通らなくなる場合があることです。カスタムをしてから合法的な範囲なことを示して申請をしないと車検を通れずに困ってしまいます。燃費が悪くなるので税金も増える可能性が高く、さらに日常的にもガソリンの消費が増えてしまうことは否めません。このようにメリットばかりではないことにも留意してボアアップを検討するようにしましょう。

ハーレーダビッドソン黒色