ハーレーのギアオイルの交換に必要なものとは何か？

世界中に多くの愛好者がいるバイクのハーレーですが、長く乗り続けるためには、日々のメンテナンスが重要です。なかでも車体に格納されているオイルは、長期間放置していると腐食して本来の機能を果たさなくなるため、定期的に交換するようにしなければなりません。
ハーレーに使われているオイルには、プライマリーオイルと、ギアオイルとも呼ばれるミッションオイルの2種類があります。

ミッションオイルを交換するために必要なものは、交換用のオイルとオイルを注入するための漏斗、そして注入口のドレンボルトを外すためのレンチの3つです。ミッションオイルは、バイクの専門店のほかに、大型のホームセンターなどでも購入できるので、普段からメンテナンス用に何本か在庫を用意しておくと良いでしょう。
あまり在庫を抱えすぎて長期間使用しないで置いておくと、劣化してしまいますので、２、３本もあれば十分です。漏斗は特に決まった形状のものが必要というわけではないので、スーパーや100円ショップなどで手に入るリーズナブルなもので問題ありません。わざわざ買いたくないという場合には、ペットボトルを加工して使用するというやり方もあります。レンチは、様々なタイプがありますが、できればドレンボルトにダメージを与えにくい、メガネレンチの使用がおすすめです。ホームセンターや金物店で手に入れられますので、1本買って持っておくようにしましょう。

作業の流れは、ドレンボルトを回して注入口を開け、車体を傾けて中に入っているミッションオイルを取り出した後で、漏斗を使って新しいオイルを注入するというシンプルなものです。プライマリーオイルと違ってミッションオイルは汚れが目立ちにくいですが、きれいに見えても品質が劣化している場合があるため、なるべく定期的に交換するようにするのがおすすめです。